フードストーリー


企業理念は、おいしいスープを通じて“世の中の体温をあげる”
まずはブランドの成り立ちなどについて教えてください。
西谷さん:“食べるスープの専門店”として、1号店が1999年にオープンしました。そもそもの始まりは、創業者の遠山正道が三菱商事在籍時の1997年に“スープのある一日”という企画書を提案したこと。本来は「早い食事」という意味のファストフードが、ジャンクで安価なものというイメージになっていたことに「なんでこうなっちゃうの?」という疑問を持ち、本来の機能や価値に立ち返って社会をよりよくするものを生み出そうとしたところから始まりました。

創業当初から不変のロゴ。スープの色が映えるように、モノトーンでシンプルにしているそうです。
どうしてそれがスープだったのでしょうか。
西谷さん:スープはそれだけで体を温められる滋養味あふれる料理でありながら、コース料理のスターターやサイドディッシュ的な役割に押しやられがち。そんなスープに可能性を見出し、本格的なメインディッシュになり得る“食べるスープ”に行き着きました。
では、掲げている企業理念についても教えてください。
西谷さん:企業理念は“世の中の体温をあげる”です。私たちはスープを売っていますが「スープ屋」だとは思っていません。おいしく召し上がっていただくだけでなく、スープを通じてお客様の心も体も温め、暮らしにホッとする時間や豊かさをお届けすること、すなわち“世の中の体温をあげる”ことを目指しています。
シンプルな素材で、手間隙をかけて。そして、すべての人に
スープ作りへのこだわりの部分も聞かせてください。
西谷さん:私たちにとってスープは作品です。おいしくなければ提供する価値はありませんが、ただおいしければ良いとも思っていません。だからこそこだわるのは、他にはないオリジナルであること、そして、できるだけシンプルな素材で手間隙をかけて作ることです。

そんな想いのこもったスープはどのように作られるんですか?
西谷さん:提携業者の工場で、両手で抱えきれないくらいの大きな鍋を使い、焦げつかないように食材を炒めたり、かき混ぜたりしながら、職人が付きっきりで作っています。昨今は食品の工場もオートメーション化が進んでいますが、職人が1人1釜を担当し、自宅で手料理を作るのと同じような感覚で作っているのはこだわりですね。
最近はさらに「Soup for all!」という概念も掲げているとか。
西谷さん:はい。どんな人でも同じ食卓を囲めるように、様々な食の制約を取り除く活動を行っています。たとえば離乳食だったり、咀嚼への配慮だったり。0歳から100歳まですべての人にスープを楽しんでいただきたい。これが私たちの次なるステップです。
旨みが凝縮した特別な味。看板商品「オマール海老のビスク」
ブランドを代表する人気商品というと?
西谷さん:創業当初からの看板商品「オマール海老のビスク」ですね。オマール海老の濃厚な出汁の旨味と、トマトや香味野菜が織りなす奥深い風味が重なり合う、特別な味わいです。レストランでしか味わえなかったようなメニューを手軽にクイックに味わえるというのも、人気の理由かと。

製法などについても教えていただけますか?
西谷さん:旨味のあるミソが詰まったカナダ産オマール海老の頭を、直火窯でソテーしています。野菜はなるべく新鮮なものを使いたいので、手間はかかりますがその日に調理する分だけをカット。海老の香ばしさを出しつつ焦がさないように、職人が付きっきりで丁寧にアクを取りながら鍋で煮込み、仕上げに牛乳・生クリーム・ブランデーを加えることでクリーミーで贅沢な味わいに。そして最後は職人が自らの舌で味を確認。完成までに10時間以上かかる、手間隙かけた特別な一品です。

そういう手間暇の部分はあまり知られていない気もするので…しっかり伝えていきたいですね。
西谷さん:そうなんです。試行錯誤や手間暇の上に完成した味わいなので、ぜひ。ご家庭でお召し上がりいただく際は、店頭での提供時と同様にブラックペッパーを軽く振るとアクセントになって味が引き締まりますよ。
東急百貨店限定品も入った、6種の味わいのスープセットが登場
では、今年のお歳暮のおすすめ商品を教えてください。
西谷さん:こちらの6種のスープセットです!

西谷さん:東急百貨店限定の「富山県産白海老のビスク」に加え、先ほどの「オマール海老のビスク」をはじめとした人気のスープをセットにしました。
商品はこちら[東急百貨店ネットショッピング お歳暮2026]
〈スープストックトーキョー〉富山県産 白海老のビスクと季節のスープセット
〈税込〉5,400円
※こちらの商品は「東急百貨店ネットショッピング」お歳暮の商品です。
それぞれのスープの紹介もお願いします。
西谷さん:「富山県産白海老のビスク」は“富山湾の宝石”と呼ばれる白海老を使った上品な甘さのスープです。同じ海老のスープでも「オマール海老のビスク」とは全く別の味わいで、最大の違いは、海老の頭も殻も身も丸ごと使っていること。香味野菜といっしょにすりつぶしながら炒めて煮込み、最後は丁寧に濾してスープにしています。

西谷さん:すりつぶしたひよこ豆をあわせているのもポイントで、あえてザラッとした舌触りにすることで、海老の風味が最後まで舌の上に残るようにしています。具材がなくても“食べる”感覚でお召し上がりいただけると思いますよ。ブロッコリースプラウトなどを添えると、色味も華やかになるのでおすすめです。
「オマール海老のビスク」との食べ比べも楽しそうですね!
西谷さん:続いて「東京ボルシチ」は、ロシアの郷土料理であるボルシチをスープストックトーキョー流にアレンジした、「オマール海老のビスク」と並ぶ看板メニュー。じっくり炒めた玉葱のジューシーな甘みと柔らかく煮込んだ牛肉のおいしさがあふれる洋食仕立てで、隠し味に醤油を加えているのも特徴です。

西谷さん:店舗の看板に使っているのがこちらのメニューの写真なので、「あれだ!」とピンと来る方も多いかもしれませんね。店頭ではレモンを添え、ヨーグルトをひと掛けして提供していますので、ぜひご家庭でも。
他にもさらに3種。バラエティ豊かですね!

西谷さん:「台湾風豚肉と白菜のスープ」は台湾料理でおなじみの五香粉が香る中華スープで、豚肉と白菜と大根の甘みときくらげの食感が楽しい定番人気メニューです。玉葱やポロ葱、マッシュルームを使った、野菜の甘みたっぷりのポタージュ「オニオンクリームポタージュ」は秋冬限定。とろけるチーズをトッピングしてもおいしいですよ。そして「3種根菜のミネストローネ」は蓮根やごぼう、大根などを使ったスープで、こちらも秋冬限定。かつお出汁を利かせているのがポイントで、ご飯ともよく合います。
おいしい食べ方のアドバイスもいただけますか?
西谷さん:温めは電子レンジでOK。チンして器に移すだけで、手軽にお召し上がりいただけます。お店のセットでは、国産小麦を使った「全粒粉ロールパン」や胡麻と塩とオリーブオイルで味付けした「白胡麻ご飯」などをサイドメニューとしてセレクトできますが、ご家庭でもパンやご飯を添えてお楽しみください。ちなみにオリジナルカップも販売していますので、そちらを使えばよりお店の雰囲気になりますよ(笑)

※カップはセットに含まれません。
では最後にお客様へのメッセージをお願いします!
西谷さん:そのときの旬の食材、おいしい食材を使い、手間暇かけて作った味わいです。寒い季節にぴったりですので、大切な方への贈り物、または自分へのご褒美に、ぜひご利用ください。私たちのスープで、贈る側も贈られた側も、それぞれの体温をあげることができたら最高です!
商品はこちら[東急百貨店ネットショッピング お歳暮2026]
〈スープストックトーキョー〉富山県産 白海老のビスクと季節のスープセット
〈税込〉5,400円
※こちらの商品は「東急百貨店ネットショッピング」お歳暮の商品です。







答えてくれたのはこの人
西谷達彦さん