フードストーリー

今回紹介する商品はこちら[東急百貨店ネットショッピング お中元2026]
〈フフナーゲル〉バターサンド 9個セット(Presidentinal Suite)
〈税込〉5,450円
※こちらの商品は「東急百貨店ネットショッピング」お中元の商品です。
“時空を結ぶホテル”がコンセプト。「かをり」を源流とする〈フフナーゲル〉
ブランドの成り立ちなど、まずは〈フフナーゲル〉の紹介をお願いします。
中原一久さん:〈フフナーゲル〉は、横浜で長く愛されてきたロングセラーの洋菓子「レーズンサンド」を製造してきた、1949年創業の会社(前身の「株式会社かをり」)から生まれたブランドです。
中原奈々さん:源流となっているのは創業者が営んでいた横浜の名フレンチレストラン「かをり」で、レストランを開業した地が1860年に日本初の西洋式ホテルが建てられた場所だったことから、そのホテルを建てたオランダ人の貿易船船長さんの名前を拝借して「フフナーゲル」と名付けました。

ブランドのコンセプトなども教えてください。
中原奈々さん:“時空を結ぶホテル”というコンセプトを掲げています。1860年に建てられたそのホテルが時空を超えて今も存在していたら…そんな想像から生まれた、ホテルのような一流のおもてなしの精神を表現して「ホテル体験」をお菓子にしたブランドですね。
「ホテル体験をお菓子に」とは、どういう意味ですか?
中原奈々さん:チェックインするときの期待感、部屋のドアを開ける前のときめき、アメニティボックスを開くときのワクワク。そういったホテルで得られる特別な感覚を、味だけでなくパッケージやストーリーなどすべてを含めて商品で表現するという考え方です。
中原一久さん:箱を開ける瞬間の体験、そこから生まれるコミュニケーション。五感を刺激し、その先にある第六感へとつながるような体験を届けたいという想いを込めました。
華やかなパッケージ、ホッとする味わい。ブランドの象徴「バターサンド」
ブランドを象徴する商品であるバターサンドについて詳しく教えてください。
中原一久さん:「ホテル体験」のワクワク感を楽しんでいただくのがコンセプト。フレーバーは10種類以上あり、すべて異なる華やかなデザインのパッケージに入っています。

中原奈々さん:一般的にはお菓子の味を決めてからパッケージを作りますが、それとは流れが逆で。「何種類も作って箱で魅せたい」という考えが先にあり、いろんなパッケージを作りたいがためにフレーバーを10種類以上作りました。
なるほど、ブランドコンセプトありき。では、味わいの特徴は?
中原奈々さん:伝統の「レーズンサンド」という原型を追求しているので、定番的な安心感を大切に、あまり奇をてらわず。それもホテル体験と同じですね。世界観は華やか、体験は非日常、でも滞在には安心も不可欠。どこか懐かしさを感じながら「でも新しい」と思える味を目指しました。

お中元のおすすめ!「レモン」も入ったフレーバー9種の詰め合わせ
では、お中元のおすすめ商品の紹介をお願いします!
中原一久さん:夏にぴったりの「レモン」も入った、フレーバー9種入りのバターサンドセットです。


開けた瞬間の驚きとワクワク感がたっぷりですね!
中原奈々さん:あえて統一感は持たせず、一つひとつのデザインが主張しながら、ギフトボックスに詰めたときのバランスにもこだわっています。
いずれもおすすめだと思いますが、中でも象徴的な3種をご紹介いただけますか?
中原奈々さん:まず外せないのが、プレーンの「オリジナル」。50年続く当社のレーズンサンドをとことん追求してブラッシュアップしたらどうなるか、という結果として行き着いた商品です。

中原一久さん:すべての原点といえる、最初にお召し上がりいただきたい看板商品ですね。ちなみにパッケージは、フレンチレストラン「かをり」のビルに生い茂る蔦と、ぶどうの蔦をイメージしています。
中原奈々さん:全フレーバー共通ですが、クッキーは少し塩味を利かせた香ばしいオーツ麦クッキーを使用しています。レーズンはラムレーズンではなく、伝統のブランデー漬け。ラムほど香りの個性が強くないので、どんなフレーバーとも馴染むんです。そしてバタークリームは、バターをふんだんに使いながら、味がくどくならないようにメレンゲを加えてバランスを取っています。全商品、フレーバーごとにクッキーを変えているというのも、こだわりのポイントですね。
中原一久さん:では続いて「あんバター」を。

中原奈々さん:開発当時、世間であんバターが流行っていたので、当社でも採り入れました。ちなみにこれが最初にテレビで取り上げられた商品で、発売から半年くらいの時期でしたが、放送直後はオンライン注文が止まらなくなりました。
中原一久さん:開発が一番大変だったのもこれですね。当社の売りはレーズンサンドなのに、なんでレーズン抜きなんだと(笑)、製造現場も混乱していましたから。しっかり挟めるようにあんこの改良を重ね、バタークリームもさっぱりさせてしまうとあんことの鉄板のハーモニーが崩れてしまうので、他のフレーバーとは違ってあえてバターそのものにしています。
中原奈々さん:では最後の3つ目は、夏にぴったりの「レモン」を。

中原奈々さん:外見は「オリジナル」と似ていますが、クリームにもクッキーにもレモンのピールが混ぜ合わされています。爽やかな柑橘の風味が広がり、すっきりした味わいながら濃厚なバタークリームとの絶妙なバランスを楽しめますよ。パッケージでも弾ける酸味や爽やかさを表現しました。
3種のご紹介ありがとうございます!では、おいしい食べ方についても教えてください。
中原一久さん:時間を置きすぎるとクリームが溶けてしまうので、「冷蔵庫から出して15分」を推奨しています。キンキンに冷えていてもおいしいですが、フレーバーの香りがより広がるので、少し常温に置いてから味わうのがおすすめです。
中原奈々さん:でも、溶けてゆるくなった感じが好きという声もあって。クッキーが染み込んで、タルトケーキのようになるんです。だから、自分好みの食べ頃や食べ方を見つけてみてほしいですね。ちなみに私は、牛乳とのペアリングが大好きです!
パッケージ側面の白いスペースはメッセージの書き込み用ですか?
中原奈々さん:はい。そしてパッケージには注目してほしい工夫がもうひとつあって。開けたところにあるQRコードを読み込むと、各フレーバーの「ホテルで食べるときのシチュエーション」を表現した当社のホームページにアクセスできるようになっているんです。ぜひチェックしてみてください!

隅々にまでメッセージ性やストーリー性が詰まっていて、とても魅力的ですね。
中原一久さん:パッケージも含めて、食品ではなくて「作品」だという気持ちで取り組んでいます。一般的なブランドの成り立ちや考え方とは少し違う、風変わりなブランドかもしれませんが…少しでも興味を持っていただける方がいたら、ぜひ一度、手に取っていただければと思います。
中原奈々さん:私たちはこれからも「それは美しいか」という問いを大切にしながら、お菓子づくりを続けていきます。どうぞ、フフナーゲルでひとときの旅を!
今回紹介した商品はこちら[東急百貨店ネットショッピング お中元2026]
〈フフナーゲル〉バターサンド 9個セット(Presidentinal Suite)
〈税込〉5,450円
※こちらの商品は「東急百貨店ネットショッピング」お中元の商品です。
〈フフナーゲル〉のブランドコンセプト“時空を結ぶホテル”や、ブランドとして一番大切にしていることはFOOD'S STORY PLUSで!







答えてくれたのはこの人
左:代表取締役 中原一久さん 右:執行役員 経営企画担当 中原奈々さん