お取り寄せグルメ絵日記

とろける贅沢。千駄木腰塚の「自家製コンビーフ」を食べ尽くす | お取り寄せグルメ絵日記

食べるの大好きイラストレーター・白ふくろう舎がSHIBUYA FOOD ONLINE STOREのおいしい商品をお取り寄せして実食!感想をイラストでレポートします。
今回お取り寄せしたのは、食肉専門店「千駄木腰塚」の人気商品「自家製コンビーフ」です。

コンビーフといえば、思い浮かぶのは缶詰。独特な缶の形に特別感はあるものの、あくまで保存食のイメージです。しかし、こちらは見るからに堂々主役級のごちそう感。パッケージをあけてエイヤと掘り起こすと、パウダースノーのような脂がまぶされた繊維状の肉があらわれます(型に沿ってナイフを入れ、カットすれば簡単にとり出せます)。
職人の手で丁寧にほぐされたという牛肉。手間ひまかけたごちそうは、シンプルに味わってその味を堪能したいもの。できるだけ手をかけずに特別感を満喫します。
まずは公式もいちおしの卵かけごはん。
ごはんにコンビーフをたっぷり盛り付け、卵黄をのせたらできあがり!
冷たいコンビーフと熱々のごはんをそのまま口に。米と舌の温度で脂がじんわりほぐれ、ほどよいまろやかな塩味と、加熱した牛肉の香ばしさが鼻に抜けて、凝縮されたうまみがいっぱいに広がります。卵黄をほぐしてからめれば、さらに濃厚で贅沢な味わいに。
薬味には是非わさびを。個人的にはわさびや醤油は最初から混ぜず、後半に楽しみたいです。爽やかな辛味が、コンビーフと卵のうまみでまろまろとした口をさっぱりさせ、次の一口が一層おいしくなります。
2品目は、これもシンプルに、じゃがバターならぬじゃがコンビーフ。
皮ごとよく洗って十字に切り込みを入れたじゃがいもを、レンチンします(時短)。アルミホイルにスライスしたたまねぎを少し敷いたらじゃがいもをのせ、切れ込みを広げたところにコンビーフを。脂をバターがわりにしたいので、容器のフチにたまった脂もこそげてたっぷりのせます。あらびき黒こしょうを振ってオーブンで焼き目をつけてできあがり。
脂を吸ったじゃがいもと玉ねぎにコンビーフと黒こしょうがあいまって、口の奥で美味しい肉屋のコロッケの味までするような。これもほどよい塩味があるのでそのままでもよし、お好みで調味料を足してもよしです。
もちろんバゲットや食パンをカリっとトーストした上にのせてとろける油ごといただいてもおいしい。
スライスしただけの雑穀パンにそのままのせるのも噛み締めるほどに味わいが増してオツです。ことにフィグブロートにのせたら、干したいちじくの凝縮された甘みに、塩気と牛肉の味わいがからみあって大変贅沢な味でした。
そのままの味わいを堪能したら、料理にもつかってみます。
沸かした湯に一人前のスパゲッティとざく切りキャベツをひとつかみ、しいたけのスライス1個分放り込んで茹であげます。湯を切ってコンビーフを投入したら鍋の中でよく混ぜます。塊を残しつつ、塩とあらびき黒こしょうで調味。皿に盛り付けたら、思いつきでレモンスライスをひときれ添えました。
ごくごくシンプルなパスタですが、汁気に溶け出した牛肉のコクとうまみがキャベツやパスタにしみこんで、大変に美味です。塊のコンビーフ部分を食べると脳内で幸せシグナルが爆発。レモンスライスも大正解で、少しの酸味とほろ苦さがベストマッチでした。
汁気との相性も良いと味をしめ、ごはんにコンビーフをのせた上にシンプルな野菜スープをかけた汁かけごはんも試したところ、牛肉のだしがしみ渡ってこれも格別でした。
どう食べてもおいしい上に量もたっぷりあるので、ひとり暮らしの私は当分楽しめそうです。
珍しくて話題性もあるので、手土産や家飲みに差し入れても喜ばれること請け合い。きっちりしたスリーブ入りタイプなら見た目もよいです。「自家製コンビーフ」、次のお取り寄せに是非いかがでしょうか。
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教えてくれた人
白ふくろう舎(しろふくろうしゃ)
イラストレーター・漫画家。菓子メーカー企画部勤務を経て独立。食への興味と実感を大切に、イラストと文章で味わいの魅力を描く。著書に料理コミックエッセイ『らくレシピ』(イースト・プレス)等。



