ブルゴーニュ流製法を先駆けて確立したキスラーの哲学と自社畑ワイン
キスラー設立当時、カリフォルニアでは近代的なステンレスタンクを用いて醸造を行うのが主流でしたが、キスラー氏はフレンチオークでアルコール発酵とマロラクティック発酵を実施。その際、野生酵母を使用し、清澄やフィルタリングは行わず樽の中で熟成させるという、ブルゴーニュ同様のワイン造りをいち早くカリフォルニアで確立したことが特徴です。そして現在、10ヵ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してワインをリリースしています。

一貫したこだわりでテロワールを表現するキスラーでは、醸造方法はどのキュヴェもほぼ変わらず、全てノン・フィルター、ノン・コラージュで瓶詰めされ、異なるのは育った畑だけ。可能な限り手を加えず、土地の個性を最大限に表現するワイン造りを目指しています。いずれのワインも、多くのこだわりを持ってごく少量ずつ仕立てられており、特にシングルヴィンヤード・キュヴェでは生産量がかなり限られており稀少。それらの全てのボトルには製造ナンバーが付けられており、愛好家の垂涎の的となっています。

