渋谷の手土産探検隊

Column

渋谷に来たら立ち寄りたい!行列のできるフランス焼き菓子専門店〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉

渋谷に来たら立ち寄りたい!行列のできるフランス焼き菓子専門店〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉

渋谷に住んでいるからこそ知っている、ちょっと気の利いた手土産。
話題の新店から、長く愛される名店、オンラインでいつでも買えるスイーツまで――
「渋谷の手土産探検隊」では、渋谷在住の女性たちが“実際に自分で買ってよかった”手土産をリアルにレポートします。気軽な差し入れにも、大切な人への贈り物にも。今日も手土産ハンティングへ出発です。

Update : 2026.07.10

フランス・ブルターニュの古き良きおいしさを表現する焼き菓子専門店〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉

はじめまして。渋谷の手土産探検隊員・たばさんです。
私が手土産を選ぶ際大切にしていることは、おいしさはもちろん、パッケージやロゴのデザインが表現しているお店の世界観。普段、福祉分野の広報やデザインに携わっていることもあり、「このお店は何を大切にしているのだろう?」と、ついその背景まで知りたくなってしまうのは職業柄かもしれません。
また、福祉の仕事を通して人と人とのつながりの大切さを感じているからこそ、手土産もまた、人と人をつなぐ小さな架け橋のような存在だと思っています。
今回はそんな私がおすすめする手土産、〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉の焼き菓子をご紹介したいと思います。

〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉は、上質な乳製品の産地として名高いフランス・ブルターニュ地方の、古き良きおいしさを届ける焼菓子専門店。香りゆたかな発酵バターやブルターニュ特産のゲランドの塩といったこだわりの素材を用いて丁寧に焼き上げられたお菓子は、贅沢でありながらどこか懐かしさの漂う、上質な逸品ばかりです。
実店舗は2026年6月現在、渋谷ヒカリエ内ShinQs店を含む4店舗。店頭では店内厨房で丁寧に作られた焼き立てのお菓子が買えるとあって、いつ訪れても列ができている印象があります。だからこそ、特別なシーンに贈りたい、私のとっておきのお店です

発酵バターの豊かな香り「ガレット・ブルトンヌアソート」

手土産にまずおすすめしたいのが、「ガレット・ブルトンヌアソート」
「フィナンシェ」、「ガレット・ブルトンヌ」、「マドレーヌ」の3種の焼き菓子の詰め合わせです。

こちらが渋谷ヒカリエ内ShinQs店オープン以来人気ナンバーワンという「フィナンシェ」です。しっとりとした生地で、口に入れた瞬間、焦がしバターのコク深い風味が広がります。隠し味というゲランドの塩のバランスもよく、シンプルながら、いついただいても満足感のある味わいです。

ザクっとした生地が特徴の「ブルトンヌ・ガレット」は、ブルターニュ地方で古くから愛されてきた厚焼きクッキー。発酵バターのコクや、卵のやさしい味わい、そして、ほのかにラム酒を感じるリッチな味わいです。ゲランドの塩味が素材の味を引き立てます。

そして、「マドレーヌ」。ふんわりとした口当たりで、レモンの香りが爽やかに広がり、どこか懐かしさを感じるやさしい味わいです。

パッケージは、爽やかな淡いグリーンに、フランスの街並みに映えそうな“BISCUITERIE BRETONNE”の文字があしらわれ、おしゃれで遊び心がありながら、どこか素朴な温かみも感じられるデザイン。まさにお店の世界観をそのまま閉じ込めたような一箱ですよね。

贈り物用には、包装紙かリボン、または両方が選べます。リクエストが多いのは、「リボンのみ」とのことで、私もリボンでのラッピングをお願いしてみました。店員さんが手際よく丁寧に仕上げてくださり、箱は一気によそゆきの表情に。

個性あふれる6種のクッキーを楽しむ「ブルターニュ クッキーアソルティ」

もう一つご紹介したいのが、こちらの「ブルターニュ クッキーアソルティ」。缶の蓋を開けると、中にはご覧の通りクッキーがぎっしり詰まっています。

写真左上から時計回りに、「フランボワーズ」、「ディアマン・ショコラ」、「ガレット・ブルトンヌ ドゥミ」、「ピスターシュ」、「ヘーゼルナッツ」、「キャラメル・サレ」の全6種類。

「フランボワーズ」は、しっかりとしたハードな生地に、フランボワーズの酸味が程よい存在感で、バターのコクとの相性も抜群。「単品で売っていませんか?」と問い合わせがあるというほど大人気のクッキーです。
「ディアマン・ショコラ」は、少しほろ苦く、香ばしいショコラのおいしさを満喫できる一枚。「ガレット・ブルトンヌ ドゥミ」は発酵バターとラム酒が効いた大人の味。「キャラメル・サレ」はほどよい塩気とキャラメルの味わいが印象的です。ざらざら、ほろほろとした食感の「ヘーゼルナッツ」は、甘さも程よく、個人的に一番好みの味。そして最後は、シャリシャリと軽やかなメレンゲ生地の食感が楽しい「ピスターシュ」です。

缶を眺めながら少しずつ味わうのも楽しく、食べ終わった後の缶は、捨てずに手元に置いておきたくなるような可愛らしさがあります。贈り物にはもちろん、自分へのご褒美にもぜひおすすめしたい私のお気に入りです。

贈答シーン:親戚の集まりに

我が家は年に1度、親戚で集まる日があります。ホストのおばさまのお家で、心のこもった手料理をいただきながら、1年間の近況報告をしつつ賑やかに過ごす大切な時間。だからこそ、手土産選びには慎重になります。
というのも、久しぶりに顔を合わせる親戚もいたり、みんなが持ってくる手土産と内容が被ったりしないかなど、気を使わなければならないチェックポイントが多々……。以前ケーキを持参した際は、いとこも同じようなケーキを用意していて、思いがけず生菓子が大集合!なんてことも。その日はみんなでなんとか食べきりましたが、「手土産選びって難しいな」と感じた出来事でした。

今回そんな大切な席に選んだのが、〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉の焼き菓子。実は私も母も、こちらの焼き菓子が大のお気に入り。きっとおばさまも気に入ってくれるはず、と店頭に向かいました。「ガレット・ブルトンヌアソート」は個包装になっているので配りやすく、日持ちもするため、万が一その日に食べきれなくても後でゆっくり楽しんでいただけるというのも大きなポイントです。

店長さん直伝!自宅でのおいしいいただき方

これだけ魅力的な商品が並ぶ〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉、渋谷ヒカリエ内ShinQs店の店長さんは一体どの焼き菓子が一番お好きなのだろうと聞いてみると、意外(!?)にも「マドレーヌ」とのこと。 “焼き立て”のマドレーヌは格別で、ふちのサクサク感と、中のしっとり感のコントラストが絶妙なのだとか。単品で店頭販売されている焼き菓子は、店内厨房で焼いているそうなので、運が良ければその“焼き立て”に出会えるかもしれませんよ!

一方で、手土産にする場合、“焼き立て”でお渡しできないことがほとんどですよね。そんなときは、ご自宅でアルミホイルをふんわりとかぶせてトースターで軽く温めると、その食感が再現できると、店長さんから教えていただきました。皆さんもぜひお試しくださいね!

今回平日の午前中に取材させていただきましたが、取材中、若い女性やサラリーマンなどでみるみるうちに長蛇の列に。慣れた様子で何十個と大量に購入されている会社員風の女性もいて、取引先への差し入れかしらと想像を巡らせると同時に、手土産としての信頼もうかがえました。

隣には、「えーと、マドレーヌ3個と……いや5個にしようかしら?やっぱり……」と、店員さんに悩みながら注文されていた素敵なマダム。そのマダムに耳を傾け、一つ一つの商品について丁寧に説明をしていた店員さんの穏やかな雰囲気。お効率を求めがちな日常の中で、迷ったり、慌てたり、そして、ほっとしたりする生きた時間もまた、店頭で手土産を選ぶ楽しさなのかもしれませんね。

さて、ご紹介した焼き菓子をいざ親戚の集まりに持っていくと、さっそくおばさまから「あ!ここのお菓子食べてみたかったの!」との言葉を聞けて、一安心。
食事が終わると、テーブルには持ち寄ったデザートがずらりと並び、まるでスイーツビュッフェのように。その中でもひときわ存在感を放っていたのが、〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉のお菓子たちでした。おばさまの入れた濃いめの紅茶とも相性がよく、「いろいろな味を試したいから半分こしましょう!」と、わいわい賑やかな時間が過ぎました。

後日、別の機会にこちらの焼き菓子をいただくことがあったのですが、口に運ぶたびに思い出されるのは、あの日の楽しかった思い出。「どれにしようかな」とお店で選んでいた時間から、渡したときのおばさまの顔のほころび、久しぶりの親戚たちとの会話、焼き菓子を半分こして食べたこと、そして、みんなの笑い声――。

手土産は、ただ贈るだけのものではないことに改めて気づかせてくれた〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉の焼き菓子。おいしかった思い出はもちろん、その場に流れていた空気や、かけがえのない時間まで、一緒に持ち帰ることができました。
次はどんな場面で、どんな人に贈ろうか。
そんなことを考えながら、私はまた新しい手土産探しの旅に出かけたいと思います。

お店/商品情報

渋谷ヒカリエ内SinQs地下2階〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉

ご購入はこちら〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉ガレット・ブルトンヌ アソート(4個入)〈税込〉1,080円

ご購入はこちら〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉ガレット・ブルトンヌ アソート(8個入)〈税込〉2,160円

ご購入はこちら〈ビスキュイテリエ ブルトンヌ〉ブルターニュ クッキーアソルティ<缶>(23個入)〈税込〉2,679円

シブヤフード オンラインストアでご購入いただけます

この記事を書いた人

渋谷の手土産探検隊員 たばさん
渋谷の手土産探検隊員 たばさん

自転車で東京の街を巡り、百貨店グルメやカフェ、手土産を取材・発信するライター。福祉カフェの広報やデザイン、撮影にも携わる。街の空気や店の世界観を大切にしながら、日常を少し豊かにしてくれる“とっておき“を探している。